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日和佐をふりかえって

日和佐うみがめトライアスロンで転倒したときに打った左肩と右の二の腕がまだ痛む。右の二の腕は幾分腫れが引いてきたようだが左肩をまだけっこう腫れている。しかし、下りのコーナーを全速で突っ込んで転倒してよくこのくらいの怪我ですんだものだ。骨の1本や2本、あるいはどっか縫わなければいけないほどの裂傷を負っていても不思議でないところなのに…ほんとラッキーだった、と思う。

レースについてだが、おそらくスイムは36分台だったのかもしれない。とにかくかなり遅かったし苦しかった。参加した他の方の話を聞くとプールでの1500mの持ちタイムとあまり変わらないタイムで上がってきているようなので、わたしの場合1500mは30分程度だから36分はかかりすぎている。

これはいくつか思い当たる原因があって、まず第一に事前に聞かされていたバトルなるものを強く意識してしまったこと。このためとにかくスタートダッシュで駆け出し、海に入ったら巻き込まれない距離をとれるところまで全力で泳いでいこうという作戦をとってしまった。実際いざ飛び出したまではよかったものの、もともとそれほどスイムを練習してなかったこともありすぐに腕が終わってしまいカラダがずーんと重くなってしまった。マラソンでも最初を飛び出してしまい、乳酸をためるととあとがガタガタになるのは当然分かり切っているはずなのだが、バトルの影におびえてつい先走ってしまった。わずか150mほどでぼろぼろになり手が思うように出ない。それにくわえてウェットスーツが窮屈で息をしっかり吸い込めないように感じてとても苦しい。これは1000mを越えたあたりで解消するまでずっと違和感があった。ウェットの浮力に助けられて沈む心配はないものの、いつものプールのスイムとカラダ納期加減が違うようで泳ぎづらかったし、とにかく最初の奪取のせいでいっぱい酸素を取り込んで回復したいにもかかわらずウェットが締め付けて杯がいっぱいにふくらまないように感じてウェットなんか着るんじゃなかったと後悔しながら泳いでいた。

バトルから逃れるためにスタートダッシュをしたせいで第2Wの前に出た時点でバテてしまい、200mすぎから第2Wの集団に飲み込まれ結局バトルの洗礼を受けることになった。ヘロヘロの状態で受けるバトルの洗礼はなかなか厳しいもので巻き込まれそうになるとつい引いてしまう。当然ペースもぼろぼろでそうこうするうちに今度は第3Wに飲み込まれ…ともうヘロヘロ→バトル→ペースダウン→バトル→ペースダウンのスパイラルにハマってしまった。

結局、海から上がったときは36分ほどかかっていたのではないかと思う。思う、といい加減なのは海から上がった時点でヘロヘロで時計のスプリットを押すことも忘れていたし、あたまもけっこう疲労していてあんまり覚えてないから。

とにかくスイムの遅れは自己の予想より5~8分遅いとけっこう大きな誤差。これを取り戻すにはバイクで攻めるしかないと必要以上にバイクに入れ込んでしまった。

バイクの往路はスイムの疲れがあり、またスイムのせいか鼻水がしばらく止まらず、カラダも呼吸も苦しい。トンネルを抜けるまではそれほど追い抜くこともなくまた追い抜かれることもなかった。トンネルを過ぎたあたりからキツイながらも踏めるようになってきて上りとフラットな場所ですこしずつ追い抜いていく。ドラフティングはバイクに乗るまでどうすればいいかけっこう迷っていたけれど、じっさいのヒルクライムになると上りは苦しいし効果も期待できないので、ドラフティング云々は気にならなくなった。ただフラットな区間と下りは人の後ろにつかないように注意した。

折り返し地点でのタイムは目算で42分ほど。往路の下りで脚を休めることが出来たので復路をより速く、すこしでもスイムの遅れを取り戻そうと目一杯走った。第3展望台のあたりは復路の中間点近く。ここから先はどちらかというと下りの方が多いのでタイムを削るにはスピードを殺すわけにはいかない。他の選手と一緒に回るコーナーで追い越しをするわけにはいかないので単独で曲がれるところは前回で行こうと思った矢先に、転倒。

これでトライアスロン初挑戦は終了してしまった。
少々の擦り傷。いくつかの打撲。自転車のダメージも思ったほどでないようだ。
転倒した際の状況から考えるとこのくらいですんでラッキーだったといえるのかもしれない。
スタッフの方にリタイアを告げる。自転車の回収はバイクの最終走者が通過してからになるとのこと。
コース脇に自転車を置いて、大会スタッフの方がコース沿いに用意してくれて椅子に腰掛けて通過する選手を応援する。
みんな無事にゴールにたどり着いてほしい。
本心からそう思う。
でも生き生きと走り去っていく選手を見ていると、動きを止めてしまった自分が寂しく悲しい。

未熟さ、実力不足、経験不足、足りないものがたくさんみえてきた。
オープンウォータースイムも知らなかった。
バトルがどんなものかも知らなかった。
スイムの実力もなさすぎた。
トランジッションでのノウハウ。
スイムからバイクに切り替えたときのカラダの状態。
ヒルクライムでの脚力。
下りのテクニック。
バイクからあとのランはまったく知らない。

知らなかったもの、鍛えてなかったものがたくさんみえてきた。
これから1年、足りなかった物を補う時間となる。
リベンジ、来年こそ。


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