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フォアフットランの練習には厚底シューズがオススメ

今年の故障の始まりはminimusでフォアフットをはじめたことだった。

今年の前半チャレンジ富士五湖までは大きな故障なく順調に走ることができていた。チャレンジ富士五湖完走後、次の課題としてスピードアップに取り組もうと考えた。

買ったのはニューバランスのminimusMR00。かかとにほとんどクッションのないこのシューズを使えば必然的に前足部だけを用いて走るようになり自然とフォアフットランが身につく…はずだった。


が、現実は思うようにはいかない。はじめてMR00を履いて走った夜、いきなりシューズの中でソックスが滑り拇指球付近に水ぶくれを作ってしまった。

まぁ水ぶくれはいい。かんじんなのはフォアフットだ。「かかとをつけてはいけない」という固定観念に縛られたボクは前足部のみでひたすら走った。つまりつま先立ちのまま走った。いやつま先走りが悪いように書いてしまったけれどひょっとして正しいフォアフットランはこの走り方が正解なのかもしれない。けれどフォアフット初心者のボクにはこのフォームはいささかハードすぎた。

5km付近でふくらはぎが痛くなりいつものジョギングコース残り5kmを歩いて帰るしかなかった。この痛みがとれるまでに一週間かかった。

一週間後、ボクはふたたびMR00を履いてフォアフットランの練習にチャレンジする。やはり5kmもいかないうちに拇指球あたりに熱を感じる。せっかくあたらしい皮膚ができたばかりだというのにまた水ぶくれの予感だ。アキレス腱から腓腹筋あたりにもふたたび強い筋肉ダメージ。フォアフットの練習をはじめるとふだん使わない筋肉が悲鳴をあげて距離を走れない、と聞いていたからこれも納得した。いずれ慣れるだろう。

今度は3日も空けずにフォアフットランでのジョギングに出かける。いつもと同じようにふくらはぎに強いダメージを感じつつも走り続けていると今度は足の甲に違和感を感じた。最初は小さな違和感だったけどあっというまにその違和感は広がり痛みに変わった。前足部のみで走っていたため着地の衝撃に指の腱が耐えきれず炎症を起こしてしまったようだ。

この腱の炎症は3ヶ月ほども続き、この部分をかばうようにしながらランを続けていると今度はヒザが痛くなるようになった。そしてこのヒザの痛みが3ヶ月続く…とまぁ、これが今年の故障の流れだ。

フォアフット走法が悪いわけじゃない。ボクの知識が足りなかったことも問題だ。フォアフットに取り組んだランナーがすべて故障するとも思わない。けれどやはりフォアフットランはカラダが慣れないうちは脚を傷めやすい走り方だと思う。

なぜフォアフットランが脚を傷めやすいのかシロウトなりに考えてみた。

一般的にヒールストライク気味に走るランナー…つまりかかと着地の場合は大腿四頭筋とシューズのヒール部で衝撃を吸収する走り方をする。けれどフォアフットでかかとをつけずに走った場合、足底筋と腓腹筋まわり、大腿四頭筋、さらに足の甲部分の長趾伸筋腱などで衝撃を吸収することになる。

これらの筋肉は大腿四頭筋とくらべて小さい筋肉が多く、大きな負荷に慣れていない。たとえばランニング時のピッチを180で走った場合、左右交互に90回ずつ着地の衝撃を受けることになる。キロ5分で10km走った場合、それぞれの脚が着する回数は4500回にもなる。もともと小さい筋肉にふだんかけたことのないような負荷を繰り返すと当然…壊れる。

ではフォアフットランの練習は危険なのでやめた方がいいのか? いやボクはMR00のようなフォアフットの練習用のシューズを使用するのではなくMR966のようなソールのクッションが分厚いシューズを使って練習するのがいいと思う。

アシックスならゲルカヤノやニューヨーク、ミズノならウェーブライダーあたり。厚いソールのシューズを使えばフォアフット着地時、足の甲部分の長趾伸筋腱への負担はずいぶん減ると思う。さらにこれが大事なんだけれどフォアフットだからといって前足部だけで走ろうとせず、前足部を一番最初に接地してその後かかとを地面につけること。かかとが地面についた時の反発を利用して足を前に出していくようにすると傷めることなくフォアフットができるんじゃないかと思う。

ヒール部に分厚いクッションがあればフォアフット着地時の衝撃をシューズにも分散することができる。分厚いクッションの効いたランニングシューズはランニングビギナーや体重の重たい方、ヒールストライク気味のラン用だけでなく、フォアフットランの練習にも最適だとオススメしたい。

フォアフット練習用シューズを購入してフォアフットのみで走る練習をするよりはるかに安全にフォアフットランの恩恵を受けることができます、きっと。もしボクと同じようにフォアフット練習で故障してしまった経験のある方にぜひ試していただきたいです。

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